2008年06月26日
鶴見・・ダークホースです。
蔵が小規模のため、
正直取り扱いが全国的に少ないのではないでしょうか?
この鶴見は2年くらい前に飲んだことがあって、
そのときの印象は正直飲みやすいが芋くさいという
感想しかありませんでした。
しかし昨日から久しぶりに飲み始めて思った感想。
いや~、これはこれは!よくいらっしゃいました系である。(?)
芋+白麹=独特の甘い香りがとっても良い。
誤解を恐れずに言うと ・・薩摩茶屋に似ている。(笑
むこうは黒麹ですが、飲み込んだ後のクリアな甘さ、
喉の奥で鼻を吹かした時の香りなどは似ているそれに追従
しているので驚いている。
まあ焼酎ブームがとっくに去った今でも、
市場価値に差が開きすぎている現実があるので
「追従」という言葉は大変失礼だけど。
この際はっきり言ってしまうと、お酒の「味」の本質に
市場価値は全く意味のないものである。
森伊蔵が、村尾が、って言う人が未だ多くいるが、
それは電車の中吊り広告を少し見ただけで、
世の中全てを知った気でいる人達によく似ている。
お酒を売る立場としてはとても悲しい。
美味しいものは美味しい。ただそれだけ。
まさに鶴見のようなお酒が教えてくれます。
ここ最近はクリアな麦焼酎が好きだったので、
久しぶりに芋焼酎のポテンシャルを感じる事ができました。
Posted by とも at
11:36
│Comments(2)
2008年06月24日
オススメ焼酎 File No.01 ~伊佐大泉~
よくよく考えたら、酒屋でありながら 自分のブログで
お酒のオススメを紹介したことがなかったですね。
そこで!
まさに酒屋のつぶやきってのを書きたいと思います。
【 本格芋焼酎 伊佐大泉 】
伊佐大泉は、鹿児島の伊佐地方にある大山酒造さんで造られています。
なんとここの蔵元さんは、“伊佐大泉”一蔵元で一銘柄なんです!
普通はひとつの蔵元には、多くて10以上の銘柄がラインナップされて
いたりするんですが、ここは30年以上ずっと伊佐大泉のみ。
なんでも、こだわり続けるのは、”今の伊佐大泉”より、もっと良い大泉が
つくれないのか?もっとうまい伊佐大泉ができないのか?
との思いが、今なお続いているからなんだそうです。
で、味はというと、まさに一点主義。
1回でこの味には絶対にたどり着けなそう!
ビールしか飲んだことのなかった僕は、3年前に東京から戻って
酒屋を継ぎまして、毎日のようにいろんな種類の焼酎を
飲み始めたのですが、一番最初に「このお酒は完成されてるなぁ」
と思ったのが、後にも紹介しようと思っています
佐多宗二商店の「不二才」と、この伊佐大泉だったんです。
具体的にどんな感じかというと、とにかくバランスがいいんです。
「香り」「甘辛さ」「キレ」「コク」のバランスがいい。
普通、どんな焼酎をのんでも
これはちょっと薄いな・・ もう少しキレが短いとダレないのに・・
美味しいとは思うんですが、飲み込んだ後に少し
不平不満が頭の中によぎったりするんですが、
このお酒の場合は常に酒質が安定してるので、安心して飲める。
一応書きますが、このお酒は端麗タイプです。
ツンとしたアルコール感はほとんど感じられず、
香りと旨みが一体感となって
舌の上に乗ってきます。
※焼酎は蔵により、瓶詰めまでの期間がまちまちです。
石高の低い、いわゆる小規模な手造り蔵のほうが、
瓶詰めまでの期間が長い(熟成させる)場合があります。
それに対し、大手メーカーの作る本格焼酎は大量に出荷
しなければいけない為、
瓶詰めまでの期間が短い→ツンとしたアルコール感が
強い酒が多いケースが多いです。
(多いが多いってなんだ!?(笑))
それに加え、このお酒には独特のプラスαがあります。
それは薄紫色の香りです。
澄んだ、透明な香り。
日本酒にたとえると純米吟醸系でしょうか?
薄紫ってなんだ?と思うかもしれませんが、それは
全てのバランスからくるものと、蔵の仕込み水による個性かもしれません。
お酒って、味の50%以上を決めてしまうのが、やはり水です。
東北は東北。屋久島は屋久島、伊佐は伊佐。
ところで、伊佐大泉を書こうと思い、ちょっとネットで調べてみたら、
なんと!
堂々の
平成20年度全国酒類コンクール 本格焼酎の部 優勝です!
びっくりしたと同時に、今まで飲んだ感想を素直にお客さんに
伝えてきてよかったなと・・・(涙
...。
というわけで、また次回、不定期ですが書いていけたら
いいなぁと思っています。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
お酒のオススメを紹介したことがなかったですね。
そこで!
まさに酒屋のつぶやきってのを書きたいと思います。
【 本格芋焼酎 伊佐大泉 】
伊佐大泉は、鹿児島の伊佐地方にある大山酒造さんで造られています。
なんとここの蔵元さんは、“伊佐大泉”一蔵元で一銘柄なんです!
普通はひとつの蔵元には、多くて10以上の銘柄がラインナップされて
いたりするんですが、ここは30年以上ずっと伊佐大泉のみ。
なんでも、こだわり続けるのは、”今の伊佐大泉”より、もっと良い大泉が
つくれないのか?もっとうまい伊佐大泉ができないのか?
との思いが、今なお続いているからなんだそうです。
で、味はというと、まさに一点主義。
1回でこの味には絶対にたどり着けなそう!
ビールしか飲んだことのなかった僕は、3年前に東京から戻って
酒屋を継ぎまして、毎日のようにいろんな種類の焼酎を
飲み始めたのですが、一番最初に「このお酒は完成されてるなぁ」
と思ったのが、後にも紹介しようと思っています
佐多宗二商店の「不二才」と、この伊佐大泉だったんです。
具体的にどんな感じかというと、とにかくバランスがいいんです。
「香り」「甘辛さ」「キレ」「コク」のバランスがいい。
普通、どんな焼酎をのんでも
これはちょっと薄いな・・ もう少しキレが短いとダレないのに・・
美味しいとは思うんですが、飲み込んだ後に少し
不平不満が頭の中によぎったりするんですが、
このお酒の場合は常に酒質が安定してるので、安心して飲める。
一応書きますが、このお酒は端麗タイプです。
ツンとしたアルコール感はほとんど感じられず、
香りと旨みが一体感となって
舌の上に乗ってきます。
※焼酎は蔵により、瓶詰めまでの期間がまちまちです。
石高の低い、いわゆる小規模な手造り蔵のほうが、
瓶詰めまでの期間が長い(熟成させる)場合があります。
それに対し、大手メーカーの作る本格焼酎は大量に出荷
しなければいけない為、
瓶詰めまでの期間が短い→ツンとしたアルコール感が
強い酒が多いケースが多いです。
(多いが多いってなんだ!?(笑))
それに加え、このお酒には独特のプラスαがあります。
それは薄紫色の香りです。
澄んだ、透明な香り。
日本酒にたとえると純米吟醸系でしょうか?
薄紫ってなんだ?と思うかもしれませんが、それは
全てのバランスからくるものと、蔵の仕込み水による個性かもしれません。
お酒って、味の50%以上を決めてしまうのが、やはり水です。
東北は東北。屋久島は屋久島、伊佐は伊佐。
ところで、伊佐大泉を書こうと思い、ちょっとネットで調べてみたら、
なんと!
堂々の
平成20年度全国酒類コンクール 本格焼酎の部 優勝です!
びっくりしたと同時に、今まで飲んだ感想を素直にお客さんに
伝えてきてよかったなと・・・(涙
...。
というわけで、また次回、不定期ですが書いていけたら
いいなぁと思っています。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
Posted by とも at
11:11
│Comments(2)
2008年06月20日
2008年06月19日
ひとりで飲む
つまみはこれでしょ!
そして無性につぶ刺しが食べたい・・
それもプリップリなヤツ・・
火事で焼失したさむらいのつぶ刺しは旨かった。
イカ刺しもそう、常に多分な水分を含み、それでいて噛み応えが抜群だったなぁ~
何人かに最近もさむらいの復活ってイツ??
聞かれるけど、一度逃したチャンスはでかい!? ・・・のかな。
良い物件が見つからず、まだ復帰までの道は長そうな予感プンプンだ。
でも一時期、本決まり直前まで行ったのは ・・・何だったん?
だからそんな事考えてると つぶ刺しが食べたくなる訳です。
Posted by とも at
01:27
2008年06月18日
2008年06月17日
そのイカレた携帯カメラで・・
撮ってた写真がこれ
そして改修後がこれ
どちらもリサイズ以外は未補正
??もしかして露出も適正に!?
いや~、節穴★ジョークだ・・・
関係ないけどこのブログはHTMLタグが直感的に使えるのでよかった
Posted by とも at
12:11
2008年06月16日
2008年06月15日
2008年06月14日
携帯カメラが壊れていたとは・・
所有しているcasio製 W42CAのカメラがピンボケだ
バーコードリーダーすら認識してくれない・・
au窓口に持ってったら預かるとのこと。
3日後、故障していたことがわかりチチ帰る。
あれ!?
一眼タイプで結構撮ったりするけど、
もしかしたら購入当時からピンボケに気付かなかったかも・・?
ケータイカメラなんて所詮こんなもん。
と決め付けていなければ・・
おかげ様で購入後2年間の写真は
すべてボケてました。
Posted by とも at
19:18