2008年08月27日
総合判断
3日前の日曜、とあるお祭りを手伝ってきた。
毎年音響をお願いされているお祭りで、スタッフの方たちも
顔見知り、とてもよくしてくれている地域。
ただし、今年は朝から異常なくらい雨が降っていた・・
「小雨決行って言ってたし、これは中止かな」
そう思って朝、責任者へ電話したら、驚くことにやるという。
朝7時の時点で雨足は強く、
最初からびしょ濡れの状態での準備は逃れられない。
そんな中、準備は始まったのだが・・・
んん?ちょっと待てよ?誰が見に来るんだ??
その日の天気は雨70%。
晴れの期待を許さぬとばかり、一日中降るという。
途中、気仙沼地方に大雨洪水警報も出る始末。
いろんな都合があると思う。
お祭りでの準備物や参加者のスケジュールはじめ、
ひとつの大きなイベントを「中止」とするのは主催責任者も
かなり頭を痛めると思う。
・・でも聞くところによると、過去に大きな雨が降ったことが無く、
本格的な雨天の際の判断をしたことが無かったらしい・・・
それはないだろう。
本来お祭りとは、まず人がにぎわう為の雰囲気が絶対だ。
小雨程度ならともかく、気温、天気はとても重要だ。
あんな大雨のなか、山車や踊り、スケジュールを時間通りこなしたところで
何になる?虚しいって。(笑
そこにテンションも上がらぬ状態で準備をし、
祭りを行う意味があるのだろうか?
雨は予報の通り最後まで止まず、
常に冷水を浸した脱脂綿を体に張り付けている様で嫌だった。
寒く濡れた中、黙々と作業をこなすのがこんなにも辛いのか、
となんども思った。
気温も低いし風邪を引かぬだろうか?
子供たちに対しての親の視線も見ていて辛かった。
総合的に判断する
このことがいかに大事かを考えさせられたお祭りだった。
お祭りの質や地域の人たちはとっても素晴らしいだけに今年は残念だった。。
来年は晴れて欲しいなぁ・・(懇願
Posted by とも at
15:40
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